大賀薬局 「私の健康管理」 インタビューより
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| そんな 博多人形が 大好き です | ||
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【人形のごとう】
博多随一の老舗(昭和2年創業)であり唯一の博多人形専門店。「人形のごとう」では、博多人形の販売
だけでなく企画・制作も行っています。博多生まれ、博多育ちの3代目店主の博多人形を愛する気持ちが
感じられるお店です。そこでコーディネーターとして活躍しているのが後藤孝子さんです。
http://www.hakataningyou.com/
私共は、 日頃から作家との交流を心がけ、技術と感性が当店のキーワードである“こだわり”に
マッチした作品を集めています。
そして お客様が何を一番ご希望されているか、例えば“ブランドや感性やコスト”をお聞きして博多人形でパフォーマンスすることが使命と思っています。お客様のご要望を満たすには、どの作家を
コーディネートするのがベストなのかを的確に判断することが腕の見せ所になります。お客様が主体で、飾る人の立場に立って、こちらでいくつか提案するんです。その中からお客様のお好みで選んでいただいています。つまり、博多人形師とお客様を結ぶ演出家を目指しているんです。
まず予算を伺います。そして、お飾りになる場所の背景、年代、性別を聞きます。若い方でマンション等にお住まいならば場所を取らない、ケースに入れなくてもさりげなく飾れるようなステキな人形をオススメします。床の間があるような大きな家ですと、格式のある能人形・美人人形等の古典的な、わりと大きなものをオススメします。お年を召した方は、昔ながらの古典的なお人形がやっぱりお好きですね。
作家も時代の流れにあわせて作る人形に苦心し、モダンな人形に挑戦しているんですよ。住宅状況が変わってきてますからね。
たとえばこちらの博多人形のテーマは「初めての山笠」です。小さな男の子が初めて山笠に参加するとき、お尻を出して少し恥ずかしいでしょ?そういう表情まで物語をつけて作るんです。表情がにじみ出ていると思いませんか?
こちらは「蹴鞠」という作品で、万葉の世界がテーマです。動きがあって繊細で色もカラフルでしょ?和室だけでなく洋室に置いても映えるモダンな作品も揃えています。
こちらは「アネラ」といって、ハワイの言葉で「妖精」という意味です。フローリングのワンスポットからやさしく癒してくれます。
企業さまのオリジナルキャラクター人形制作やオリジナル彩色でロゴ等をお入れしたり、ご希望の
コストに合せたノベルティー商品もご提案をしています。
それぞれ作家の方たちには得意分野があります。それを私たちは的確に知り尽くしています。例えば、童物のかわいらしいのがほしいとかおっしゃったら、そちらの分野で納得の作品をオススメします。ちなみに、価格は作家の先生がつけるんですよ。価格も作家の自己主張なので、私たちが勝手につけるわけではないんです。私たちは「これなら絶対にオススメできる」というものを、自信を持って店内に並べています。
博多人形の父と言われている小島与一という作家の作品は眼力が違います。彫刻力が素晴らしいのは言うまでもなく、即興の表現力が豊かでした。名人と言われる作家の遺作をコレクションしていますが、今でも私たちに何かを語りかけているようです。
当店は、貴重な小島与一先生の作品もコレクションしています。
そうですね、ウインドウも季節ごとに変えていきますからね。
今の季節は主人が山笠に出ておりますから、博多の夏らしさを演出しています。
陶器とか陶磁器というのは上薬を塗った後に焼きますが、博多人形は素焼きをして、焼いたあとに作家が絵付けをするんですよ。上薬がピカピカ光っていないから、土のぬくもりがあって、癒し、温かみがあるんですよ。それが博多人形の特徴です。
素手で扱うと手の油が付きますから、手袋をはめて扱うなどが必要です。上薬がかかっていませんので、水拭きや油ぞうきんは禁物です。外国の方からもよく水拭きして顔が消えたと言って修理依頼のメールが来ます。また、食器類や陶磁器は焼く温度が1200度から1300度で高いから割れにくいんですけど、博多人形は900度前後なんですよ。少し温度が低いから割れやすいのも特徴。だからこそ大切に扱っていただきたいなと思ってます。
作家によって顔も違いますからね。美人人形なんか、毎日見てる奥さんの顔に似てくるんですよ(笑)。奥さんを見たら「あ!」と思ったりします。
オランダでお店を出している日本人女性の方がいらっしゃるんです。ピアノの先生をしながら、日本の文化をオランダに伝えています。お店の中で茶道をしたり、料理教室をしたり、竹細工を売ったり、京都の紙人形を売ったり・・・いろんな工芸品を売りながら日本の紹介をしている方です。その方がうちのことをすごく気に入ってくださって。毎年オランダからわざわざ仕入れに来ていただいています。他には、アメリカ、台湾や東南アジアの方でショップを始めるために仕入れていかれる方もいます。
日本国内の方は博多人形を持ってらっしゃる方が多いんですよ。贈答品に使われるなど、結構有名ですよね。この頃はどちらかと言えば外国へのギフトとしていろいろな方からの問い合わせもメールでありますね。日本らしさというのを博多人形に感じてらっしゃるのかなと思って、嬉しくなりますね。
そうです。このビルの7Fと8Fが住居なんです。
主人は外に出かけることが多いのですが、私はずーっと毎日毎日ここにいて店を守っています。
大好きな人形に囲まれて、お客様とのふれあいの中で、感動する事や、新しいアイデアを頂いたり、教えられる事もあり、ありがたいと思っています。
世界中に広めたいですね。博多人形師の英知と技術は素晴らしいんですよ。世界中の工芸品と比較しても群を抜いています。この伝統技術を日本の誇りとして世界に広げたいです。博多人形を知らない国や地域はまだまだあります。できるだけ多くの方に知っていただきたいですね。ゆくゆくはインターネットも英語バージョンで出したいなと、夢をふくらませています。
今、学校の社会科の授業で伝統工芸品として博多人形が紹介されているんです。ときどき、小学生や中学生がお話を聞きに来ます。そうして博多人形を紹介していると、色々な人との出会いに喜びを感じ、400年の伝統に新しい創造を加えつつ伝えていきたいと思っています。
| 後藤孝子(ごとうたかこ) 博多人形専門店「人形のごとう」のコーディネーター。伝統工芸品である博多人形を“世界ブランド”に広める夢を持ちつつ、福岡市にある「人形のごとう」で様々なお客様に心を込めて博多人形を紹介している。 【人形のごとう】 福岡県福岡市中央区清川1-11-3-1F 092-531-1510 「人形のごとう」のホームページはこちら |
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