伝統工芸士 高野幸博（七五三吉）

肩書
伝統工芸士

略歴

• 昭和15年　博多人形師髙野七五三吉の長男として福岡市東区箱崎で生まれる。
  幼少期に父の他界により、博多人形師 川崎虎雄に師事。9年間の修行の後、独立。
• 昭和34年　研究生展 博多人形商工業協同組合賞（薫り）
• 昭和36年　研究生展 大丸賞（春宵）
• 昭和48年　小田急インテリア展 インテリア賞（白い森）
• 昭和55年　新製品開発展　優秀賞（福寿草）
• 昭和57年　東京展　佳作（桜貝の唄）
• 平成3年　新製品開発展　優秀賞（二人静か）
• 平成9年　福岡伝統的工芸品展　市長賞（宵待月）
• 平成12年　新製品開発展　優秀賞（赤トンボ）
• 平成18年　新作博多人形展　県知事賞（石橋）
• 平成23年　新作博多人形展　県知事賞（陽だまり）
• 平成26年　日本伝統工芸士会会長表彰
• 平成26年　故・父 七五三吉の名を継ぎ、2代目七五三吉として後継者育成にも努める

作家からのメッセージ
私が小さいころに無心で遊んだ川、田んぼ、森、空を今訪ねると自然のふところに抱かれたような安らぎを覚えます。
自然への感動、文化への感動と人の形、心の表現を土と彩りの中に表現できたらと思って制作しています。